皆さん、日々の生活で計画や目標を立てていますか?それとも、ついつい「なんとなく」一日が過ぎてしまっていませんか?
私は断然、前者です。計画的に行動しないと落ち着かない性分で、平日だけでなく、週末も前日には翌日の予定を決めてから寝るようにしています。だから、「気分のおもむくままに」過ごすというのは、正直できません。
今日は、そんな私がなぜ計画的に生きるようになったのか、その大切さについてお話ししたいと思います。
私が計画的に行動するきっかけは、23歳の時にありました。当時12歳年上の先輩に、「将来の人生設計をどう考えているの?」と聞かれ、私は「いずれ結婚はすると思いますが、具体的には考えてないです」と答えました。すると先輩は、「行き当たりばったりの生活ではだめだ。30歳になってからでは遅いから、すぐに計画を立てなさい」と厳しいながらも温かい助言をくれました。
その時示されたのは、「定年する年齢から逆算した計画を立てること」そして「定年する前に子どもたちが大学を卒業していること」という着眼点でした。さらに、「1週間後に計画を聞かせてくれ」とのことだったので、早速取り掛かると、驚くほど遊んでいる暇がないことに気づきました。すぐに婚活を始めなければ、という強い危機感を抱いたことを覚えています。
そのおかげで、私は26歳で結婚し、31歳までに2人の子どもに恵まれ、家を建てることもできました。もしあの時の先輩の助言がなければ、今も独身だったかもしれません。本当に感謝しかありません。この経験から、計画や目標を立てて行動することが、成功や「ありたい自分」の実現に繋がるのだと確信しています。
「一日」は「人生の縮図」と言われます。もし一日を漫然と過ごしてしまうと、それが積み重なって人生になる、と考えると、少し怖くありませんか?
想像してみてください。10年後、20年後、30年後の自分が、今と変わらず漫然と生活している姿を。果たして「ありたい自分」になっているでしょうか?おそらく、今と何も変わっていないかもしれません。それどころか、体は老化しても、心は成長どころか退化している可能性さえあります。
こんな風に考えるからこそ、私は落ち着かず、日々計画的に行動するようになってしまうのかもしれません。
人生で本当に大切なのは、自分が将来どんな人になりたいか、どんな人生を送りたいかを明確にすることです。そうすれば、必ずチャンスが巡ってきます。しかし、そのチャンスをただ見ているだけではダメなんです。漫然と過ごすのではなく、自ら手と足を積極的に使って行動する。「捉(とらえる)」という漢字が示すように、自分から掴みに行く姿勢が重要です。
さあ皆さん、積極的に行動して、自分の理想の未来、そして結婚相手を「捉え」に行きましょう!
Cozy BELL 鈴木